戯言(たわごと)

立場によって考えは変わる

人は自分の立場によって考え方が変わる。
自分の意見は常に一つだと思いがちだが、立場が変わればコロリと意見が変わる。


例えば役所などに勤めていれば現状維持の安定を求め保守的になるかもしれない。都市のIT企業などに勤めているともっと改革を進めろと思うかもしれない。地方の中小企業に勤めていると、世の中が大きく変わってほしいとか、世の中に無関心になるかもしれない。
自分の立場だけで考え、意見を言ったりするので共通の問題意識を持ったり問題解決の方法を見出すことができない。
共通の問題意識を持てないということは、そもそも何が問題なのかという認識を共有できない。また、問題点が分かったとしても別々の立場での意見があるため、問題解決は望めない。

ではどうすれば相手の立場を考慮して問題を解決できるようになるのか?ひとつは相手、他の人の立場を想像することです。それには相手の立場を尊重する姿勢が大事ですが、相手の立場を知るにはそれなりに知識が必要です。なので普段から本を読んだりと、世間の情報を持っていなければなかなか難しいでしょう。

一番いいのは実際に経験することです。自分でやったことがあれば相手の立場を理解しやすくなります。また、経験が多ければ多いほど実際に体験したことがないものにまで想像力を働かせることが出来るはずです。

公務員や政治家には1年に1ヶ月くらい民間の職場で働いて、いろいろな現場の実際を体験してもらいたいものです。そうすれば少しは世の中を良くしたいと思ってくれるかもしれません。また、一般の人でも複数の職に就くとか、バイトをしてみるとかすれば、もっと他の人の立場に立ってものを考えられるようになるでしょう。体を動かす仕事、頭を使う仕事など両方やってみれば、どちらの大変さもわかるようになるでしょう。いろいろな人と接すれば様々な立場の人たちがいることを知ることにもなります。

自分の立場だけでものを考えるとどうしても自分のためだけの意見になってしまう。他の人の立場になれば必ず意見が変わることを自覚してものを考えられるようになりたい。

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