戯言(たわごと)

花巻東高佐々木麟太郎選手について

選抜高校野球注目の佐々木麟太郎選手

第94回センバツ高校野球大会で出場する花巻東高の佐々木麟太郎内野手が注目されています。花巻東高校は岩手県の私立高校で創立1962年野球部の創部は1963年、ロサンゼルスエンジェルスの大谷翔平選手やシアトルマリナーズの菊池雄星選手の出身校でもあります。甲子園出場は夏10回、春3回で今年で4回目の出場となります。最近は出場頻度も多く準優勝も春夏1回ずつあり、名門校です。

超高校級の佐々木麟太郎選手

その花巻東高校の佐々木麟太郎選手は怪物と言われ今大会で大きく注目されています。それはずば抜け打撃力のためで高校に入って1年間ですでに50本以上のホームランを打っているため、すでにプロからも注目されています。
佐々木麟太郎選手は体格もよく、身長184cm体重117kg。中学では金ヶ崎リトルシニア出身で金ヶ崎リトルシニアはエンゼルスの大谷翔平選手の父親である徹が有志とともに立ち上げたチームで現在監督をしています。花巻東には金ヶ崎リトルシニア出身の選手が他にも多くいます。また佐々木麟太郎選手の父親は花巻東高等学校野球部の監督・佐々木洋さんで、大谷選手を育てた監督でもあります。佐々木麟太郎選手が非常に恵まれた環境で野球をやっていることがわかります。練習試合のホームラン、金属バットだから、はっきり言うと太すぎるなどと指摘されることもありますが、期待を集める選手であることは間違いありもせん。

佐々木麟太郎選手の気になる症状

そんな佐々木麟太郎選手ですが大きく気になるところがあります。昨年12月に「胸郭出口症候群」で両肩の手術を受けていたということです。せっかくの逸材なのに手術を受けていたとなると今後に不安が残ります。「胸郭出口症候群」とは上腕や肩の運動、感覚に深くかかわる神経、動脈が障害を受け、肩、腕、手のしびれや痛み、手の動かしにくさなどを自覚するようになる状態だそうです。手術で良くなったそうですが、いまだ本格的なトレーニングはできていないそうなので心配は残ります。

なぜ故障?佐々木麟太郎選手の将来への期待

なぜ恵まれた環境で練習してきたはずの佐々木麟太郎選手が胸郭出口症候群というような症状が出てしまったのでしょうか。ここからは勝手な個人的考察になります。それは恵まれすぎたため体が大きくなりすぎたということが一つ。佐々木麟太郎選手はもちろん将来をプロに見据えていたでしょう。なのでとにかく体を大きくする必要があると思い、子供のころから体を大きくすることに専念してきたのではないでしょうか。その努力が実りというか実りすぎてすぎて体が大きくなりすぎた。そして筋トレをしすぎたことが二つ目。打撃にはパワーがあればもちろん有利なので筋トレを頑張った。しかし筋肉が付きすぎて結果神経を締め付けることになってしまったのではないでしょうか。本人が努力をしすぎた、身長が伸びるには期限があるから栄養を取りすぎてしまった。大きくなりすぎた体を細く戻す必要があったけど、その必要性をまだ感じなかった、もしくは食べ過ぎる習慣は急にはやめられなかったのでは。とにかく成長を急ぎすぎてしまったのではないでしょうか。

大谷翔平選手や佐々木朗希選手のように

しかし佐々木麟太郎選手はまだ16歳です。大谷翔平選手のような超一流の選手を目指すならパワーよりもより動ける体づくりを目指してほしいです。大谷翔平選手や千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希のような超一流の選手はとても柔らかい体をしています。

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