思考回路ってありますよね。考える回路、回路とは道筋、考える道筋。回路と言えば電気回路、神経回路という言葉もあり、脳は神経でできた回路。脳は神経の集まりで、実際に電気を流す回路になっているみたいです。
思考回路とはこうなったらこう反応するとか、こういう事が起きたらこう行動するとか、こういう時こう考えがちとか脳の決まったパターンをいう。人間は自由に考えたり行動したりできるが、脳が覚えていない動きや考え方はできない。新しい動きや新しい知識は訓練しなくてはできないが、新しい考え方も何もしていなければできない。またいつも行っているパターンで脳が反応するので、変な癖がついてしまうとそのような行動、考え方をしがちになる。それがその人の思考回路になる。
同じことが起きたり、状況に陥ってもその人の思考回路によって反応が異なる。例えば今日は仕事や学校に行く、と考える。その時、今日はどういう仕事勉強をしようか、今日はあの人とどんな話をしよう、今日はあのことが嫌だから憂鬱だ、とその人の思考回路によって反応が変わる。実際同じようなことがあってもその人の長い間の傾向で思考パターンが決まってしまう。
ネガティブな考え方をやめようと言われてもなかなか難しいものだ。そういう思考回路をしているのでどうしてもそう反応してしまうのだ。まずは自分の思考回路を把握する、他にどのような反応の仕方があるか考え、自分はこういう反応をしたい、もしくはできると考察する。そして何か良くないマイナスな、損な考えが思い浮かんでしまったら、立ち止まって、思考を停止して、新たな思考回路をもとに行動してみる。そしてそれが自分にとって良かったら次もまたこのしこうかいろでこうどうする。そういったことの繰り返しで新たな思考回路を築くしかない。
新たな思考回路はあたもの中で考えていてもなかなかできるものではない。実際体験でこういう考えもあるのかと知ったり、活字に触れて知ることもある。新たなことを知りよりよくなりたいと思っていないと古くて安易な思考回路ばかり使い続けることになる。新しくなるにはエネルギーが必要だがそれが本当に楽しいことに違いない。
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